ランディングページとは、来訪者にとって信頼のおける内容であることが大切です。
成果に結びつくランディングページを作るためには、原則ともいえるポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、ランディングページの基本構成や、ライティングを作るうえでのポイントを解説していきます。
ランディングページの基本構成
キャッチコピー
ファーストビューですので、ここでこのページを読み進めるかどうかが決まります。
来訪者が読みたくなるキャッチコピーと画像を掲載しましょう。
共感
来訪者の共感を促します。
想定されるユーザーの悩みや不安などを具体的に挙げて「自分ごと化」させ、さらに読み進めてもらいます。
サービスの提示
共感部分で挙げた悩みや不安があなたのサービスで解決できる理由と根拠の説明をしましょう。第三者機関が出したエビデンスや権威ある人からのお墨付きなどがもらえればさらにいいでしょう。
ベネフィット
来訪者が得られるメリットをできるだけ具体的に書きましょう。文章だけでなく画像を一緒に掲載することでイメージしやすくなります。
実績・事例
実際に使用した「顧客の声」や「導入実績」を紹介することで説得力が増します。
匿名ではなく、実名や写真などを掲載するとより効果的です。
最近は動画で紹介する方法もあります。
またマスコミの掲載実績など信用できる情報を伝えることが大切です。
アクション
商品購入や資料請求などアクションを催促する部分です。
限定や申込期限などをいれるとアクションを起こしてもらいやすくなります。
ここで紹介した基本構成は、あくまでもシンプルかつスタンダードなものです。
この基本構成をもとに、必要に応じてコンテンツを肉付けするなどして、あなたのサイトに適したページ構成を検討してみてください。
ランディングページ制作5つのポイント
効果的なランディングページを作るにはどうすればいいか?
5つのポイントをご紹介します。
1.キャッチコピーを具体的にする
繰り返しになりますが、来訪者がまず初めに目にする部分なので非常に重要な要素です。
主に、ページ内で告知する商品やサービス名称がキャッチコピーになることが多いです。
キャッチコピーだけでは情報に限りがあるのでサブコピーも併せて考えましょう。
数字を使うなどして具体性を持たせたキャッチコピーにすることが、魅力度がますための秘訣です。
2.ゴールを一つに絞る
ランディングページ上でのゴールは一つに絞るというのが2つ目のポイントです。
「資料請求」「お問い合わせ」など見込み顧客を獲得したいゴールが複数考えられるかもしれません。
ゴールが複数あることにより伝えるべきメッセージや文脈にまとまりがなくなってしまいます。
したがって基本的にはランディングページ上でのゴールは1つに絞り込み、そのゴールに導くためのストーリーをページ構成して作り上げていきましょう。
3.申込行動の敷居を下げる
ランディングページ上のゴール設定を何にするかで、見込み顧客を獲得する難易度が下がります。
ネット通販の基本は2ステップマーケティング。
2ステップマーケティングについてはこちらをご覧ください。
4.ベネフィットの明示
ランディングページ上で告知・アピールしている商品やサービスの「ベネフィットを明示する」ということです。
来訪者の心を動かされるのは、商品の詳しい説明によってではなく、そこから得られるベネフィットによってということです。
例えば、商品がオールインワンジェルの化粧品でターゲットが働き盛りの20代女性であれば、次のようなアピールが考えられます。
スペック:化粧水、美容液、乳液、クリームが1本に!
メリット:スキンケアが約3分時短できる!
ベネフィット:ケア時間が短く睡眠の確保ができる!
ベネフィットは3~5つほど箇条書きで掲載するイメージでよいです。
5.フォームでストレスを与えない
基本的に入力項目の数が多くなるほど、申込率は低下する傾向にあります。
例えば、見込み顧客の獲得したい場合は、資料請求なら名前とメールアドレスのみにしましょう。
通販サイトの立ち上げたばかりなら、AmazonPayを利用するれば、送り先、カード情報の入力の手間がなくなり、成約率が高まりやすいです。
ただし、決済手数料の料率が高いのがデメリットですが、新規顧客を獲得したい時期には利用するメリットは高いと思います。
とにかく、極力最低限の入力項目にとどめることが、コンバージョン数を稼ぎやすくなるポイントです。
ランディングページを作るポイントを紹介してきましたが、実際作るとなると手が止まってしまうものです。
そこでおすすめなのが「マネること」です。
自分がいいなと感じたランディングページを探してマネてみることから始めてみましょう。